投稿日 2018-08-02 更新日 2021-10-21
モデルのコがプレゼントしてくれたキャスケット
毎月どの書店でも、ドーンと平積みされている雑誌のモデルさんでした。
もぉ、手足がめっちゃ長くて、顔が小~っちゃくって、細ーくって、可愛~いくって、授業でお互いに採寸しあった時とか、標準とかけ離れたスタイルの美しさにひゃ~、へ~、わぁ~っ。て感じでした。
Kちゃんはもともと編めるコで、今のようにハンドメイドを販売するのが普通のことではなかったその当時から、すでにネットショップを開いていました。
資格取得のために、ヴォーグ学園に来ていました。
ちなみに、Kちゃんがやむを得ず欠席する日の理由は「撮影」。
「真冬なのにさ、春のカッコで寒かった~」という話を、翌週、ノートのコピーを渡しながら聞いたりしていました。
ヴォーグ学園1年生のクリスマスの時。
サプライズでもらったプレゼント。
Kちゃんが、すてきなすてきなキャスケットを編んできてくれていました。
それは、とってもとってもファッショナブルなキャスケットで、鮮度が高くて、Kちゃんや、Kちゃんのモデル仲間さん達とお揃いでした。


糸のボリュームも組み合わせ配色も完璧でした。
◎あ、あ、あ~。ソノモノちゃーん。あと2段分足りない。たぶん10グラム弱くらい。笑
顔も小さく見えます。今なお可愛いデザインです。大切に愛用しています。
(学校で教わって、技術が確かになっていくとして、編みものには「なんだかなぁ?」が残ると思っていたけど、実はちゃあんと、ファッションとして通用する編みものがあるんだ!)
※MISSONIカタログより。こんな感じのキャスケット。
たりるんは、このキャスケットを手に、その時目覚めたのでした( ꈍᴗꈍ)
Kちゃん。ありがと~♡

(追記)
当時、地味~な存在だった編み物。この1,2年で一気に社会的地位を得て、トレンド感の在るアイデアが、本にもネット上にもあふれるほど公開されるようになりました。
地味な時代は、編み情報も編み人口も少ない分、試行錯誤したり、本物を見つけたり近づいたり、芯が出来たり、感動が大きかったり...っていう部分はあったのかもなぁ~と思います。
これまでもこれからも、流行っても廃れても、なにも変わらない。
ただの手仕事。奥深い手仕事。
