投稿日 2020-04-15 更新日 2024--01-05
キタ━(゚∀゚)━!
棒針編みのヘリンボーンステッチ!!
ヘリンボーンステッチ(Herringbone Stitch)の編み方を、わかりやすく図解しました。挑戦したことがあるけれど「1目はずす」のところがわからなかった~泣))という方へ。ゆっくり挑戦してみてくださいね♡
ヘリンボーンって、どんな模様なの?
まずは、ヘリンボーンステッチ。どんな模様を編んでいくのか?
鰊(ニシン)の骨に似ている模様です。ニシンの開きの背骨っぽいので、その名前がついています。洗練された印象のヘリンボーンは、ツイード生地の模様によく使われています。たとえば、ハリスツイード(Harris Tweed)のこちらの手袋は定番。シンプルコーデに、男子にも女子にも人気の商品。
織物(綾織り)の分類においては、日本では、杉の葉に見立てて杉綾・綾杉とも呼ばれます。
※Wikipedia
生地なら見たことがあるけれど、ニットでも模様が編めるの?
棒針で編めます。ヘリンボーンステッチを編むと、骨の模様が横向きに出来ていきます。食卓の魚の開きと同じ。(同じ?笑)
使用糸も、使用針も、編む目数も問いません。奇数でも偶数でも、20目でも77目でも。最初は、まあまあ太めの毛糸で、ゆる~く編む感じの号数棒針で編んだ方がうまくいきます。ゆる~く編んだつもりでも、案外、しっかりと詰まった編み地になります。
棒針でヘリンボーンステッチを編もう!
準備の段
★編んでいきま~す。まずは、準備の2段。往復編みです。いつも通りに。
①1段目(方向←)
指でかける作り目(見本は20目)。好きな目数で大丈夫。目数不問です。
②2段目(方向→)
準備の段として、表から見て表目になるように編みます。文章で書くとわかりづらいですよね。記号なら「I I I I I~」です。
表面の編み方
★ここから、ヘリンボーンステッチの編み方がスタートです。
③3段目(方向←)
表面です。ねじり目を編むように、奥に針を入れて、2目一度。
※針を入れたところ。画像では数段編んでいますが、どの表の段も同じ。
※2目一度を編んだところ
↓右の1目だけを針から外します。左の目は針に残します。ここがポイント!
↓繰り返します。針に残した2の目と次の3の目で、ねじり目を編むように2目一度。
※奥に針をいれたところ
※2目一度を編んだところ
↓1目だけを針から外す。
※1目だけを針から外したところ
この動作を繰り返して編んで行くだけです。
上の画像で、右側の1目を外すので、段の終わりに1目残ります。
残った1目は、表目1目を編みます。出来たっ!
裏面の編み方
④4段目(方向→)
裏面です。裏編みの左上2目一度を編みます。
※画像では、数目編んでしまっていますが、編み始めも同じです。
↓1目だけを針から外します。
↓繰り返しです。 針に残した2の目と次の3の目で、裏編みの左上2目一度。
※針を入れたところ
※編んだところ
↓1目だけを針から外す。
※1目だけを針から外したところ
繰り返して編んで行くと、段の終わりに1目残ります。裏目1目を編みます。
ヘリンボーンステッチが編めましたっ!完璧~パチパチパチパチ
※ 最後の段は、模様を編みながら伏せ止めをするとなじみます。
余談ですが、たりるんが編んでいる毛糸が6本取りに見えた人いますか?この毛糸は、カウチンセーター用の毛糸なのです。そういう6本取りの糸なの。太くて柔らかいので、見本を編むのに最適でした。ほほ。
ヘリンボーンステッチで作品を編もう!
うまく伝わるといいな。伝わって~♡裏側の編み地を載せ損なったけれど、裏側もきれいな模様が出ます。
まずは、正方形に編むだけでも楽しいです。8cm四方くらいのコースターとか。肩に力を入れずに編めるようになったら、マフラーとか。秋に備えちゃいましょう♪♪
相性がよい糸が発見できたら、とても素敵な作品が編みあがります。たりるんの作品では、極太のスラブヤーンで編んだ帽子が、大のお気に入りになりました。
#がんばろう日本!
#がんばろうニット(韻をふんだとこwww)おやすみなさい☆彡
(追記)検索してくださる方が多い記事です。ありがとうございます。昨年(’20)のステイホーム中に書いたので、上のような「がんばろう」が残っています。お役に立てますように。引き続きがんばろう世界!
★いつも優しい応援をありがとうございます. たりるんも応援しています.らびゅ~♡
編み方などの内容は個人でご自由にお楽しみください.
ただ、ブログ内の画像・文章はたりるんの著作物です.
動画にしたり、無断転載引用、PIN(ピンタレスト)作成は固くお断りいたします.
※※※
たりるんでした٩( ''ω'' )و ダイスキ!
「ヴォーグ学園1年生の頃のたりるん」に「編むことや生きることで少しだけ経験を積んだたりるん」が、そういう話を「手渡ししたい♡」と願って置いているブログです