人気!定番どんぐり帽子の編み方
ますます人気っ!シンプルな定番のどんぐり帽子が、基本のかぎ針編みで、編みあがります。細編みと長編みで、文章の通りに編んでみてくださいね。
用意する物
☆かぎ針:7/0~8/0号
☆毛糸:合太~並太あたりが編みやすいです。大まかで大丈夫(見本画像は、細い糸を2本取りで編んでいます)
☆はさみ、とじ針、メジャー
編み方の決まりと記号のこと
編む前に2つだけ。
①【一般的な決まりごと】
・編み始めには立ち上がりの目をつけます。細編みでは立ち上がりは1目と数えないので、立ち上がった目に1目めを編みます。
・長編みでは、立ち上がり3目を1目めと数えます。
② 【ここで使っている記号のこと】
( )が目数です。Vは「1目に細編み(または長編み)を2目編み入れている」記号です。記号の後に、文章にしています。わかりやすい方を使ってくださいね。
例として、赤ちゃん用(頭周り48cm×高さ16.5cm)を編んでいます。どのサイズでも基本の構造は同じです。
どんぐり帽子の編み方(トップ)
◎どんぐりのトップを「細編み」で編みます
※右:オレンジ:5段目(9目)
わで作る作り目、立ち上がりをつけて編んでいきます。
1段目 4目
2段目 6目 V(1)V(1)
3段目 6目 増減なし
4段目 6目 増減なし
5段目 9目 (1)V(1)V(1)V
6段目 9目 増減なし
↓↓◎説明しま~す↓↓
細編みでは、立ち上がりの目に1目めを編みます。
1段目(4目)
(1)【立ち上がる、立ち上がった目に細編みを1目編む】、(3)【細編み1目、細編み1目、細編み1目】。最初の細編みに目印のリングをつけておくと、2段目の最初がわかりやすいです。
2段目(6目)
V【立ち上がる、立ち上がった目に2目編み入れる】、(1)V(1)【1目、1目に2目編み入れる、1目】。2+1+2+1=6目になります。
5段目(9目)
(1)【立ち上がる、立ち上がった目に1目編む】、V(1)V(1)V【次の目に2目編み入れる、1目、1目に2目編み入れる、1目、1目に2目編み入れる】。1+2+1+2+1+2=9目になります。
【補足】このトップは、3、6、6、9、9 とか、4、4、6、6、9、9 とか、始める目数も、編む段数も、少し違っても、大差はありません。
どんぐり帽子の編み方(サイド)
◎サイドの部分、ここからは「長編み」で編みます
※11段目(54目)
頭周り(希望サイズ、ここでは48cm)になるまで、毎段規則正しく目数を増やしていくだけです。優しい気持ちで、優しく(編み目がきつくならないように)編むのがコツです♡
7段目 (+9目)18目 VVVVVVVVV ←記号がVですが、今度は長編みです
8段目 (+9目)27目 V(1) を 9回繰り返す
9段目 (+9目)36目 (2)V を 9回繰り返す
10段目 (+9目)45目 V(3) を 9回繰り返す
11段目 (+9目)54目 (4)V を 9回繰り返す
12段目 (+9目)63目 V(5) を 9回繰り返す
13段目 (+3目)66目 (20)V(20)V(20)V ←この段で48cmになるよう調整しました
14段目 増減なし(長編みのまま続けます)←頭周りになっているので、ここからは増減なし
15段目 増減なし
16段目 増減なし
↓↓◎説明しま~す↓↓
7段目(18目)
V【3目立ち上がります←長編みでは、この立ち上がりの目を1目と数えます、立ち上がった目に長編みを1目編み入れる】、V×8【次の目に長編みを2目編み入れる】を8回繰り返す。2+2×8=18目になります。
8段目(27目)
V【3目立ち上がります、立ち上がった目に長編みを1目編み入れる】、(1)【次の目に長編み1目】、V(1)×8【次の目に長編みを2目編み入れる、長編み1目】を8回繰り返す。計27目。2+1+3×8=27目になります。
9段目(36目)
(2)【3目立ち上がります、次の目に長編みを1目編む】、V【次の目に長編みを2目編み入れる】、(2)V×8【長編み1目、長編み1目、1目に長編みを2目編み入れる】を8回繰り返す。2+2+4×8=36目になります。
10段目(45目)
V【3目立ち上がります、立ち上がった目に長編みを1目編み入れる】、(3)【長編み1目、長編み1目、長編み1目】、V(3)×8【1目に2目長編みを編み入れる、長編みを3目】を8回繰り返す。計27目。2+3+5×8=45目になります。
11段目(54目)
(4)【3目立ち上がります。次の目に長編み1目、長編み1目、長編み1目】、V【次の目に長編みを2目編み入れる】、(4)V×8【長編みを4目、1目に長編みを2目編み入れる】を8回繰り返す。4+2+6×8=54目になります。
12段目(63目)
V【3目立ち上がります。立ち上がった目に長編みを1目編み入れる】、(5)【長編みを5目】、V(5)×8【1目に長編みを2目編み入れる、長編みを5目】を8回繰り返す。計27目。2+5+7×8=63目になります。
※48㎝に近づいてきました。ここまでは規則正しく9目ずつ増やしましたが、次の段で増し目の数を減らして、48cmになるように調整します。
13段目(66目)
(20)【3目立ち上がる、長編みを19目】、V【1目に2目長編みを編み入れる】、(20)V×2【長編みを20目、1目に2目編み入れる】を2回繰り返す。20+2+22×2=66目になりました。
※希望サイズ48㎝(24cm×2)
増し目が終わる段を頭まわりの希望のサイズにしてね。まだ小さいようなら編み足してね。大きいようなら段数を減らしてね。最後の増し目数(ここでは13段目)は、割り算をして均等に増やせばOK。
頭周りのサイズになったら、ここからは増減なしで、希望する高さ(ここでは16cm)まで編んでいきます。最後に細編み3段約1.5cmが加わるので、「希望の高さ-1.5cm」を目指してね。
14段目から16段目(66目)
増減なしで3段編む (1)【3目立ち上がる】、(65)【長編みを65目】。1+65=66目のままです。
※見本画像は段数が違います。最後に見本画像の編み方も補足しておきますね。
どんぐり帽子の編み方(ブリム)
◎ブリム(と呼べるか謎だけど)の部分を「細編み」で編みます
17段目 増減なし(ここからは細編みで3段編みます)
18段目 増減なし
19段目 増減なし
↓↓◎説明しま~す↓↓
17段目から19段目(66目)
増減なしで3段編む (1)【1目立ち上がる、立ち上がった目に細編みを1目】、(65)【細編みを65目】。1+65=66目のままです。
糸始末をして完成です!パチパチパチ♪
【補足】見本画像のどんぐり帽子の編み方
使用糸(HOBBYRA HOBBYRE ホビーラホビーレ)
見本画像は『HOBBYRA HOBBYRE(ホビーラホビーレ) ウールキュート』を使用しました。 合細2本取りで編んでいるので、上記の説明(合太~並太)よりも段数を多く編んでいます。
細い糸2本取りは、編む段数と目数が多くなり、少し編みづらくなります。長所としては、軽く仕上がるので、秋の早いシーズンには暑くなくていいかもしれません。慣れるまでは、並太の方が編みやすいし、早く編み上がります。
編み方(淡イエローのどんぐり帽子)
【見本画像(淡イエローのどんぐり帽子)の編み方】
『HOBBYRA HOBBYRE ウールキュート』で編みます
1~12段目まで同じです。
12段目 (+9目)63目 V(5) を 9回繰り返す。まで同じ。
13段目 (+9目)72目 (6)V を9回繰り返す。
14段目 (+4目)76目 V(17) を4回繰り返す。
15段目 増減なし(長編みのまま続けます)
16段目 増減なし
17段目 増減なし
18段目 増減なし
19段目 増減なし(ここからは細編みで3段編みます)
20段目 増減なし
21段目 増減なし
おつかれさまでした♡
赤ちゃん用は、水通しをしてから、かぶせてあげてくださいね。ママ用は、国産の糸ならスチームアイロンでOKです。
おわぁっ~!かわいい~!
(かぶった赤ちゃんを見た感想~♡)
ただ、どんぐり帽子記事の画像・文章はたりるんの著作物です
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