ベルンド・ケストラーさんの昨秋の新刊『ドイツ式だからすいすい編める ベルンド・ケストラーの引き返し編み』と『ぐるぐる編みのメビウススヌード』を手にしました。
すべての技法を網羅する?
すいすい編める! おおお! ドイツ式の引き返し編み! どんなのだろう。
『枯山水のショール』なんて、SNSで見かけましたが、編んでみたくなるもの~。
ドイツ式引返し編みでショール、本当にきれいです。


で、新たな編み方を覚えたい~って思って手にしたのですが...、「知っている技術を使って編めるとしたら、こういう方法があるよーということを頭の片隅に置いておけば、今すぐに技法は覚えなくてもいいか~」って、結論づいてしまいました。
「メビウス」に編みたかったら、ケストラーさん考案の編み始めのハウツーでなくても、メビウス状に「はぐ」「編む」といいか。
「引き返し編み」のドイツ式は簡単なのかも知れないけれど、過去に身につけた「引き返し編み」で悩むことなく仕上げられるのなら、それでいいか。
もちろん、出来上がりの表情が違うし、いつか、この本のケストラーさんの美しい「メビウス」や「引き返し編み」の作品を編みたいと思うかもしれないから...
というか、一生ものの『枯山水』、編みたい! 1月(ひとつき)以上かかりそうだけれど、いつかきっと!
というわけで、つまり、読んでおいてよかった。ただ、今は、1の知識が、10にも100にも使えることを欲しているかも。
ケストラーさんのご本はいつも面白いです。今回は即活用ではなく、頭の片隅に。ありがとうございます♡
限りある時間で編むとしたら...
編み物って趣味のようでありながら、ものすごく本気(仕事)になれるものでもあり、頭も使い、趣味でも仕事でもコツコツ度が半端ない作業でもあるから、それでいて、手はなるだけ早く美しく丁寧に、を目指すから。だから、いつも時間が足りない。
ならば、シンプルに出来るところはシンプルに。引き算。
技術も、一つ筋が通っていれば、その技法を展開することを優先しよう。編み物は伝統的な技術で、既に完成されているから。
道具も、何種類もいくつも要らないし、自分が編みやすい良い道具を揃え、整理して、アクセサリーではない道具として、持ち物すべて頭に入り、手に馴染むほど愛用する、のが好きだなぁって思います。
シンプルに出来るところは、シンプルである方が生産性が高くなり、むしろ、アイデアや能力は膨らんでいくのじゃないかな、と。
Less is more!
面倒でも時間をかけておくと、力がついていくのは、「まとめ」「ファイリング」「( ..)φメモメモの整理」など反芻する部分のようです。
地味な作業なので、後回しにしがちですが、これが貯まると、地層のように自分の編み物に厚みが出来ていく。と思う。
あ。シンプルにしちゃいけないもの、ね、
情熱 よね! ٩( ''ω'' )وガッツ~
まとまりのないまま、秋の夜長の独り言でした。もう、虫の声が聞こえま~す。
皆さま。お元気ですか?
よい週末をお過ごしくださいね♡
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今日も良いことがありますように♡時間は未来から流れてきますよ~。らびゅ~♡
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