数年前までは「編み物」といえば、おばあちゃんの?とか、なんで?という代名詞がつくような地味で稀有なポジションにあったと思います。
最近は、SNSと相性がよいせいか、編み物をしている人が増えて、むしろ、旬?になってきました。
100均で見栄えする材料が調達出来る手軽さや、おしゃれな小物をデザインするセンスと相まって。








かぎ針編みの作家さん
ユーチューバーさん
Ravelyの作家さん
SNSでポジションを築いていく皆さん
ニット男子さんという位置づけ
などなど
幅広く編み物界が展開しています。
アナログな編み物が、デジタルで「見せる(魅せる)こと&繋がること」に、うまくハマった感があります。
それとともに、
「編物ようつべ裁判」とか、「編物ポリス」という、穏やかではない単語がSNSに並んでいたりするのを見ると、少し複雑。
今「編み物界の第2次過渡期」かなぁ。「2.0」は、一昔前の用語かもしれないけど、「編み物2.0」的。








昭和と言う時代に、本格的な編み物のブームがあって。
平成と言う軽く外向きできらびやかな時代には、廃(すた)れて行って。
内むきな令和に、おしゃれな手仕事として盛り上がって来ている感。
コロナ禍で価値観もいい意味で変化したり。
わたしは、地味に、ニッチに、おたく気味に、こっそり在るのが「編み物」らしくて好きだったのかもな。
「編み物しています」と言うと、「はぁ~???」という、ゴメンナサイ的反応をもらえるのが心地よかった笑
それでも、それでも、それを好きな自分が好きなんです笑
マイナーでありながら深く、が似合う気がしていました。






世の中がどう動いても、いつの時代も、わたしはわたしらしく。わたしはわたしなりに。
平成、令和、その先の時代も、優しく穏やかに柔らかく、編み針を持っている自分でいられたらいいな。
自分の中で広がる宇宙☆彡