先ほど「送り火」を済ませました。
スコのお姉ちゃん猫、「チェシャ」も来てたけど、帰っちゃったね~。
送り火の後は、お家が広~く、ガラ~ンとした空気になるので、
やっぱり、ご先祖様やチェシャが、来てくれてたんだろうなぁと感じます。
チェシャは、おてんばなコで、いつも高いところ高いところに登りたがり、
隙あらば、ベランダの細い手すりの上をつたって歩き、隣りのお宅に侵入し、
お隣さんのワンちゃんと闘ってくるようなコでした(;'∀')アセ
チェシャが食事を取らなくなって、歩くこともままならなくなって、真冬のある日。
もう命が長くないように感じていた頃ですが、
窓をあけたら、ヨロヨロと、自分の寝床から窓際まで歩いていって、空を見上げていました。
賢かったチェシャが、チェシャにとってのご先祖様方に、
「もうすぐ帰ります。お迎えに来てくださいね」
と、言っているのだとわかり、本当にそういう世界があるのだと感じました。
その数日後、チェシャが息を引き取る数時間前の深夜、
もう何日も、食事もとらず水分もほぼとらなくなっていて、
軽く軽くなっていて、本当に歩くこともままならないくらいやせ細っていたのに、
80cmくらいの高さの寝床から降りて、わざわざ用を済ませに行ったのでした。
私にとって、チェシャのその姿勢は、見事な最期に思えました。
最後まで一人で凛として立とうとする精神が美しかった。
たりるんがこんなことを想って、センチメンタルになっていても、
猫や動物は生まれ変わりが早いというから、
チェシャは、すでに違う姿になって、誰かのお家で可愛がられていて、
今夜も、テーブルのマグロのお刺身をあっという間に取ったりしてるんだろう。
命は永遠なんだと思う。
今日生きていると感じる奇跡は、「情報と物質」が一緒に存在しているから。
死んだら、「情報だけ」になるけれど、
「情報」だから姿が見えないだけで、次元が違うだけで、
本当はね、みんなみんな永遠に生きているんだと思う。
心の中に永遠に愛しい「記憶」が在るもの。
生まれて来られてよかったな。
どんな時代であっても、
怖くても悲しくてもイヤなことがあっても、
そんな中でも、愛しい「命」同士が出会えるだけでも、
美しい奇跡の体験だもの。
だから。明日からもまた。
ひとつひとつ過去の記憶も未来への指針も大切に、
丁寧に今を生きていきます☆彡
皆さま. いつもありがとうございます. たりるんも応援しています.らびゅ~♡