世の中には、比較的簡単に操作出来て、わずか2キロくらいの軽~くて、ピンク色がかわいい「あみむめも」という編み機があります。
「あみむめもLK100」のお手入れ
この「あみむめも」はLK100という名前です。9P(ピッチ・針と針の間隔)なので、太い糸(並太~超極太)対応になります。
この機種は、今は販売されておらず、数年前、新古品を譲ってもらったのです。
前所有者様が購入後、使わないまま仕舞っていたとのこと、さらに、私も未使用のままでいたので、先日使ってみようと思ったら、キャリジが動きません。
あ。あ。あ~。沈没ー。って思うでしょ。
でもね、大丈夫♪ その場合は「針抜きスポンジ」を交換すれば、快適に動くようになります。
編み機の裏側。先月交換したばかりなので、スポンジがふわふわ~。
もしも、編み機を使ってみたくて、譲ってもらったけれど動かない~という場合は、裏返してチェックしてみてくださいね。
「針ブレーキ」交換の手順
針抜きのスポンジがぺちゃんこになって、針が浮いてスルスル~と勝手に前後に出入りしていませんか?
キャリジが左右に動かせない原因は、キャリジがその浮いた針に当たっているからのようです。「針抜きスポンジ」を交換すれば編めるようになると思います。
未使用品でも年数が経つとスポンジが劣化します。保証は出来ないけど、私の編み機はそれだけで快適に動くようになりました。
スポンジを交換する際に、ついでに針のお手入れや、必要なら針の交換もしちゃいます。「あみむめも」は針の頭にコロと言う名のピンクとグレイのポチがついていて可愛いです。(え?犬の話?)
【手順】
①シルバーリードさんなどから、「針ブレーキ」を購入する。
②中央のメリヤス針を数本外す。
③裏返して、茶色くてぺちゃんこになった針ブレーキを、針先などで引っ張って引き抜く。
③残りの針を全部外す。針はお手入れして色別に分けておく。
④ふわふわの新しい針ブレーキを入れる。メリヤス針を戻す。(不良針もついでに交換する)
⑤笑顔(∩´∀`)∩
編み機で大切な「取扱説明書」
「あみむめも」の場合は、「取扱説明書」があればシンプルなセーターくらいまで1人で編み上がるような丁寧な解説が載っています。
編み機というシロモノは機種によって操作が違うので、取説はかなり大切です。
とかいいつつ、私は3機の編み機を持っていますが、1機は取説をなくしていたので、上記の針抜き棒などなどの交換の際に一緒に注文しました。
シルバーリードさんのHPを検索してみてくださいね。HPも電話やメールでのご対応も、大変親切です。
(余談)ウツシの微妙な長さ
「あみむめも」は、かわいいピンクの編み機なので付属品も淡いピンクです。
左側:左から、タッピ・1-2ウツシ・2-3ウツシ・1-3ウツシ
テンションあがる感ありあり♡ですが、なぜか、操作しづらい気が...。
それで、もともとよく編む方のスチール製の編み機の9P用のベージュのウツシ(右側)を出してみたら、慣れているからか操作しやすいのです。
何が違う? 相性? 重さ? 素材? 色! うん、色。正解。笑
いつものベージュのウツシは、長さが数ミリ短いのです。そして、わずかに重い気が。
その少しが大きな違いなのかな?とかとか考えながら、もうすぐ、セットインスリーブのプルオーバーが完成しそう...袖付けをしたら完成です。
「あみむめも」は、おもちゃ機のように操作が比較的簡単でありながら、「スイどん」と編めるのです。
「あみむめも」を生かして、シンプルで可愛く製図してみたよ。次回に。
ではでは(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
それではまたね! ごきげんよう~♡
★完成しました
www.rue-rouelle39.com
いつも応援をありがとうございます. たりるんも応援しています.らびゅ~♡
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たりるんブログの編み図・編み方などは、個人でお楽しみくださいね^^
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