本好きです。編み物もやっぱり本の方が好きです。
古本で手に入れる昔の本は特に、いつの間にか増えて把握できなくなります。時々「持っている本を把握できているでしょうか~テストぉー」をします。テストじゃないけれど...。「この棚の〇段目」と決めて、本達を取り出します。ページをぱらぱら捲っていって、整理しなおすだけですが、持っている本が頭に入ります。昔の本は、購入時期と自分の時代背景がイコールではないせいか、「一度で丁寧に~」よりも「何度も見返す」方が記憶に残っていきます。案外有意義な時間です。新刊も眺めますが、ツボにはまるのは過去本が多いです。
自分で使った技術本の鉛筆メモは、丁寧に書き直したり、付箋やインデックスをし直します。あ~。たりるんも、書籍のデジタル化をして、パパっと必要な情報をググれるようにした方が賢くなるのかも。とか、技術の説明文も画像保存してノートアプリで管理し、もっと本の数を減らした方がいいのかも~と思います。
でもなぁ、今日は目に留まらない情報でも、数か月後には自分にとって新鮮な情報や興味のある情報かも知れない、待っていてくれてるかも知れないものね~。と思うのでパラパラパララ~♪っと捲ったり、おっ!と立ち止まったりしながら、相変わらずのアナログなお付き合いです。それが好きなのかも。無謀な計画を立てるとしたら、MY脳に入れてしまえるのが一番強いのよね、とかね。(理想・妄想)
というわけで、机と床に、本やノート達が広がった整理の途中です。が、記事にして、皆さまと「ほんと~!」って感動しあいたいことがあって、ペンを、いや、キーボードを叩いています。
やっと本題^^。
以前「アムウ(amu)」という、日本ヴォーグ社さんの昭和終わり頃の本を6冊、中古で集めました。
『海の男たちのセーター』は、あみものと手芸の雑誌『アムウ(amu)』の連載企画、1986年から1988年の7回にわたる徹底的な現地取材レポートを1冊に編集した本になります。
(過去記事引用)
「アムウ」6冊を集めた理由は、幻本『海の男たちのセーター 英国伝統ニット発見の旅』が1冊の本になる前のネタ元だから。6回に渡りシリーズ連載されていた当時の雑誌だから。です。数年前、『海の男たちのセーター 英国伝統ニット発見の旅』が限定復刊され購入出来ましたが、そのネタ元「アムウ」6冊は今も手元に残しています。連載記事は微妙に写真や文章が違うこともあって手放さないことにしています(ふふ。おたく感)。
で。本題どこ行った? 前置き長すぎ、長杉、長杉、ごめんなさい。
本当に、本題です。なんども見ているはずなのに、今日、目に留まったページ。
うわ~ぁい!と思ったの。
1980年代昭和最後頃の雑誌「アムウ」達なのです。そう!昔の本なのに「うわ~♡素敵~♡ 編みたいっ!着たい!」と、新刊本に載っていそうな作品が。で、それら目を惹いた作品が3点とも「風工房」さんの作品だったのです!!!時代を超えて新しい~。ってことはつまり、風工房さんの作品は、いつ編んでも、永遠に古くならないイコール「いっしょうもの、一生物!!!」なのではないかしらん♪♪ (編物をしない方のために→「風工房」はニットデザイナーさんのお名前・屋号です)
画像引用する前に、一応。他の掲載作品は、ふわふわ~のファンシー系や、ゴージャス系、肩幅も袖幅も広くて、時代を意識して主張した感が強いです(当時の流行だと思います)。
そんな中で、風工房さんのこのシンプルさ!!!このデザイン!トレンドに左右されない強い軸があれば永遠に新鮮なのだと学べます!
「なんなら生きるのもそうよ。自分の美学・哲学を持つのよ」って。はい、聞こえましたっ!
(出典:アムウ1987年5月号) 圧倒的!キャメルの美しいプルオーバー。ねじりゴム編です。
(出典:アムウ1987年7月号) 白黒でパキッと。一生着られそうです。機械編みの「ダブル編込み」です。
(出典:アムウ1987年1月号) 風工房さんらしいネイビー×ホワイトのストライプ。
本棚に戻さず、失神していていいですか?
★風工房『上から編むニット横から編むニット』レビュー
www.rue-rouelle39.com
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