※東京を離陸して数十分後、7月の夏空
7月の定期検診
報告が遅くなりましたが、7月の定期検診も無事に終わりました。
主治医・O先生が「たりさんも、突然こんな病気(サルコーマ)になって、びっくりしたでしょう~」って、少ししみじみと、労をねぎらって(笑)くださいました。
私は「ワケの分からない病気だったからよかったかも知れないです。生活習慣病だったら、私のことだから、自分を責めたかもしれないって思います」って答えていました。
サルコーマを宣告された時も、その後の闘病中も、私は不思議とこの希少な病気を柔らかく受け入れることが出来ていて、「絶対治りますように!」とか「どうしてこんな病気に?」とか、「病気と闘おう!」と思ったことがありませんでした。号泣は半端なかった。
自分の中で芽を出したのだから、自分に出来ることをしながら、寄り添って生きよう(生きられる限り)と思っていました。
もし、不摂生から生じた病気だったら、「病気にならずに済んだのではないか」って反省したり、自分を嘆いたりしたかもな...。
そしたらね、さすがの尾形先生。
「生活習慣病だったとしても、患者さんのせいじゃないもんね。同じような生活をしていても、なる人、ならない人がいるでしょう。遺伝とか環境とかの要素も関係するから、患者さんのせいじゃないよ^^」
すべてを優しく包み込む視点を、この日も、O先生から学んで帰りました。
(次回は11月、MRIによる診断です。)
スコ猫と術後の腹帯
今朝、スコが「たりるん、朝だよ~。ごぉ~にゃ~ん(ごはん)」と鳴きながら、寝ている私のお腹の上に乗っかってきました。
スコティッシュフォールドだから、柔らか~い猫なのだけど、スコは不器用さんなので、前足を突っ張った姿勢で乗っていて、ただただ硬くて痛い。笑
抱え直して、丸くして、お腹に乗せ直しても、スコはどこかしらつっぱったまま。癒されるぬくもりのはずが、若干癒されない、笑。
でもね~、思い出したんだ。
腹帯を巻いて寝ていた頃を。手術して帰って来た頃は、スコがお布団に近づいてくると、お腹に乗らないように、用心していたことを。
私のお腹の縦長いキズ「赤ずきんちゃんに出てくるオオカミさんのような開腹跡」は、少しは薄くなったけれどまだまだ残っていて、でも、この1,2年の間に腹帯はしなくても平気(忘れるほど)になっていたんだなぁと、しみじみと思い返しました。
たぶんね、手術後退院して数ヶ月で腹帯の必要はないのだと思うけど、私は、お腹を大切に可愛がってあげたかったから、体と気持ちの安心のために(もちろんしばらくはかなり痛い〜)、長い期間愛用していました。
『ドクターX』が始まるよ
先月は、「空を見あげて」の記事↓↓をたくさんの方が読んでくださったので、どなたかが紹介してくださったのかも知れません。
「肉腫」は怖くない病になりますように☆彡
そして。たりるんと同じ『後腹膜肉腫』になって余命3ヶ月だった大門未知子先生が、10月17日(木)21時に帰ってくるそうです!
きっと「生きる」って決めたんだね(過去記事)。よかった~!おかえりなさ~い!!!
★大門未知子とたりるんの『後腹膜肉腫』のこと ↓↓
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◇
この世でマイナスに見えることは、裏側では必ずプラスの要素を含んでいると思います。
優しい気持ちで、体を愛して過ごして、自分なりに出来ることは努力をして、あとはお任せで、一緒に大切に生きましょう。
自ら命を終わらせない限り、命の過程に失敗なんかないんだよ^^
関東へ向かっている台風19号はとても大きいようです。用心しながら。そして、少しでもいいので逸れますように。千葉県からは逸れますように。
それではまたね!らびゅー♡
★サルコーマの宣告から4年目を迎えた時の気持ち ↓↓
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★主治医O先生のツイッター(フォロワーすでに12,000人。毎日ためになるツイートがあります。ぜひぜひ。)
twitter.comありがとうございます。
— 尾形 哲 肝臓先生『脂肪肝 治せますか?』 (@ogatas0520) 2019年5月29日
私も
命の意味を知った患者様から
元気をもらっているのですよ! https://t.co/RwnbYZS0wc
★術後、病院内で歩く練習をしてた時、スマホでいっつも聴いてたBank Bandの『to U』。この音楽が流れてくると、命に一生懸命向き合っていた自分を思い出します。
www.youtube.com
#悲しい昨日が涙の向こうでいつか微笑みに変わったら
#人を好きにもっと好きになれるからがんばらなくてもいいよ
#今を好きにもっと好きになれるからあわてなくてもいいよ
希少がんの理解が広まりますように。クリック応援をありがとうございます