『オズの魔法使いセーター』
さかのぼること約一年前、世界のトップと崇められる6月のパリコレクションで話題となったのが、ルイ・ヴィトンの「2019年春夏メンズコレクション」のこのニット!
プリントやニットの柄のモチーフになったのは「オズの魔法使い」。花畑で眠るドロシーを描いたパーカーや、案山子、ブリキのきこり、ドロシー、臆病なライオンの4人が黄色いレンガ道にたたずむシーンを編んだニットが登場した。
約1年前にコレクションでお披露目された「オズの魔法使い」セーターは、この春、いよいよ商品として、ルイ・ヴィトンのショップに並ぶことになります。
先週、メンズのファッション誌『MEN'S FUDGE』4月号をめくっていて目に飛び込んできました。「オズの魔法使い」セーター!
men's FUDGE - メンズ ファッジ - 2019年 4月号 Vol.111
セーターの価格は、雑誌『MEN’S FUDGE』によると60万円ほど!
編み込みセーター@ルイ・ヴィトンの価値、テンションが上がります☆彡
日本のお着物のように、配色がわびさびていて、重ねあわせのようにも見えて、個性の強いオズの4人がモチーフなのに黒のシルエットでざわざわしていないのです。
デザイナー『ヴァージル・アブロー』
デザイナーは、ラグジュアリーストリートの鬼才、ヴァージル・アブロー、シカゴ生まれの38歳です。
ルイ・ヴィトンの歴史上、初めての黒人デザイナー。新たな歴史が始まったというわけです。
※ナイキ(Nike)とプロジェクトで、10のシューズ『THE TEN(ザ・テン)』をコラボし、今のポジションへと。
白人優位の業界で、若い黒人男性であるヴァージルは、10年前にはショーの観覧でさえ断られていたそうです。
その時の、ヴァージルの強い決断。「自分は消費者では終わらない!自分たちの中で少なくとも一人が、パリでランウェイに立つ!」
パリの、パレ・ロワイヤルに設置されたランウェイは、レインボーカラー。7色のグラデーションはまさしくその決断が、雨上がりの晴れ空にかかったの虹のよう。
ニット女子には馴染みのある技法で編まれた「編み込みセーター」。なんだか嬉しくて、みんなで共有したくて記事にしました。
想いを突き詰めていけば、もっともっと豊かなもの美しいもの楽しいものが編めるのではないかって、可能性が信じられるものね。
雑誌の中では、「オズの魔法使い」セーターを、さわやかな男のコがさらっと着こなしています。
編込みセーターはね、実はクーーーーール!なのでした。バンザイ❤ またね!
画像引用:https://www.vogue.co.jp/
https://www.vogue.co.jp/collection/news/2018-06-22/louis-vuitton/page/7
★LVで実物のオズの魔法使いセーターを見てきました~
www.rue-rouelle39.com
★機械編の編込みセーター ↓↓
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