編み物本は、新刊の方が価値があるということでもなく、根強い人気となってプレミアがつく本や、手に入らず常に捜している状態になる本があります。
この『アランニット』もそんな人気の本です。内容が濃くて見飽きないアラン本の一冊です。
- 人気本『アランニット』
- 「衿つきのロングカーディガン」by 岡まり子さん
- 「大きなケーブルのロングマフラー」by 岡まり子さん
- 「ハニカムの帽子とショール」by 河合真弓さん
- 「アランカーディガン」by 風工房さん
- 「ポンチョ」by 岡まり子さん
- 「生命の木のセーター」by 風工房さん
人気本『アランニット』
2012年11月1日発売、成美堂出版です。そうそう、あの成美堂出版さん(過去記事)です。色褪せしない内容ですが、そっか~、もう6年も経つんですね~。
これです! 思わず、ジャケ買いしてしまう表紙でしょ~。風工房さんの「生命の木のアランセーター」です。
本屋さんに並んでいたら、絶対手に取る~っ的な表紙。表紙のデザインがシンプルで好きです。風工房さんの作品はもちろん、プラス「アランニット」の文字の色が淡いターコイズグリーンというのも好きで、眺めているだけで癒やされる~、とうっとり。笑
「衿つきのロングカーディガン」by 岡まり子さん
まずは、早く編めそうな、ざっくりとした衿つきのロングカーディガン。デザインは岡まり子さん。
シンプルにケーブルだけなのですが、着丈とか雰囲気が好きです~。
「ハマナカメンズクラブマスター」グレー #56 (620g)
使用糸を並べてみたら、編んでいるイメージが広がったので、今回は糸も並べてみますね♪ うっきゃ~(たりるん、単純♪)
「大きなケーブルのロングマフラー」by 岡まり子さん
立体感のある大きなケーブルのロングマフラー。こちらも岡まり子さん。
このグリーンがきれいだなぁと思ったのですが、ハナナカオフコース!ビッグのグリーンだそうです。
「ハニカムの帽子とショール」by 河合真弓さん
こちらの作品も好きなのですが、ハニカムの帽子とショール。デザインは、河合真弓さんです。
「ハニカム=蜂の巣」の模様を全体に取り入れて、かわいすぎ~♥ ハニカムは目を引く模様編だと思うのですが、2種類の交差の繰り返しで簡単です。素敵な模様が出来るし、ネーミングも可愛いし。
「ハマナカソノモノアルパカウール並太」帽子は茶色 #63 (120g) ショールはベージュ #62 (290g)
「アランカーディガン」by 風工房さん
風工房さんのスペクトルモデム使用のアランカーディガン。
模様の配置もカラーも目を引く~。ラグランスリーブで、どストライクなアランカーディガンが掲載されています。
「スペクトルモデム」は、発色がきれいで編みやすくて軽くて、いいですよね。毛玉がちょこっと出来やすい気がするけど。
というか、もともと羊さんの毛ですものね、毛玉も愛おしいんですよね。
右側のカーディガン ブルー#23 (500g) 左側のカーディガン ダークオレンジ #28 (500g)
先日、三國万里子さんのツイートで、「HELMUTのセーター。...毛玉はとらないのがかわいいと思う。」と書いてあったのが、なんかよかったな~♡ そのセーターに限って?なのかも知れないけど...。毛玉が似合うセーターって、あるんですよね~。
「ポンチョ」by 岡まり子さん
本を開いて最初の作品がこちらのポンチョです。こちらも岡まり子さん。
ケーブル、ダイヤ、ジグザグ、ボッブルといったアランの代表的な模様の組み合わせが、横模様にくっきりとしていて、新鮮だなぁと思って。すそと袖口を最後に拾ってあります。
「生命の木のセーター」by 風工房さん
最後に。表紙の「生命の木」のセーターです。
アランの模様は、生命の木とケーブル。すそと袖口は長めのかのこ編み。全体裏メリヤスです。ひれ伏しちゃいます笑
「ハマナカソノモノアルパカウール」 生成り #41 (600g)
※画像引用すべて:伝統柄のウェアとこもの『アランニット』成美堂出版
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私は本が好きでよく買うのですが、若干ミニマル志向があって、本が増えてくると減らしたくなってしまいます。この『アランセーター』も、記事にしたいくらい好きなのに、過去に2回手放しています。(^^)笑、というか、(>_<)泣、というか。
とはいえ、手放して後悔した本には、案外定価内で再会出来ることが多いです。そして私も、私に必要でない時期には、その時に必要なニット女子さんのもとで役に立つ方が、本も幸せかなぁ~♡って思っています。
お付き合いいただきましてありがとうございました。またね!
★2018秋冬新刊本とか、成美堂出版さんのこと... ↓↓
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