『手編みのテクニックブック』
言わずと知れたヴォーグ学園の教科書。入学時に買う山のような教材の中の1つです笑。山のようでも、高くても、学生に戻ったみたいで、ワクワクしました。
スタンダードコース。正しい編み方の一つ一つが新鮮で、嬉しかった頃。幅広い年代・職業の方々との、それでいて、ちゃ~んと気が合う和やかな教室。
先生が説明の板書の際に、これから編むものの図の横に「1目ゴム編止め テクP24B」と言う感じで書き添えてくださいます。その「テク」がこの本!
ちなみに、そのクラスのK先生は天才的で、黒板上下2段の分量を、何も見ずに、わかりやすい図と数字と説明を、す、す、す~っと書き上げられるのです。しかも笑顔で鼻歌混じり(^^♪
さてさて、みんながノートに写し終えたら、糸と針を出して、いざ編む時間。板書にあった「テキスト24ページを開いて、Bを」見ながら編み方を学びます。
黒板にはない先生の言葉を急いで、テキストに書き込みます。「表目、手前から入れて、横。裏目は横から入れて、間を通って、手前から出す...。」
テキストに印刷された言葉より、先生の脳の中で動いた言葉の方が好き♡
技法が定かじゃない時にも、この教科書に戻ると間違いないので、いつもそばにある使い込んだ本です。
『毛糸だま 2012冬』
「アラン」特集号。自分なりに納得のアランカーディガンが初めて編めた時の本です。
表紙の作品の衿と袖をアレンジして編みました。糸はアランツイードではなくて、ブリティッシュエロイカを使いました。
人気の「インバーアラン」の3aと1aを合わせたようなメンズデザインを目指して編んで、オリーブの木のボタンをつけました。
この頃から、圧倒的にアランが好きになり、秋冬のウェアはラグランスリーブのアラン系、糸はブリティッシュエロイカを使って編む割合が多くなりました。
『編みものワードローブ 三國万里子』
過去記事4/6、過去記事5/4にも登場している「へちま衿のカーディガン」掲載本です。
それと同じように好きなのが、ブリティッシュエロイカのオートミールで編んだ「アランのカーディガン」。本通りにそのまま編んで、大のお気に入りになる作品が、1冊に3点もあります! (へちま衿×2,アラン×1)
たとえば、仮に仮に、この「へちま衿のカーディガン」と「アランのカーディガン」の2作品だけ、写真2ページ、編み図2ページの、表紙含めて6ページの本だったとしても笑、私にはワンダフルすぎる1冊です☆
※引用:『編みものワードローブ』
『おしゃれ工房 2007年11月』
「嶋田俊之さんのこの冬はアラン模様を極める」が16ページにわたって特集されています。嶋田さんの美しいレリーフのアラン模様。
難しいはずの嶋田さんのアラン模様が、当時の私でも編めたのが嬉しかった愛着のあるNHKのテキストです。凝った模様に対して、目の運びをシンプルに考えてあったのだと思います。
カーディガンと一緒に、マフラーにも展開してあり、マフラーは覚えられる編み図で、嬉しくて楽しくて何本も編みました。


本棚を覗いていたら、こんな昔話になりました(*^▽^*) 洋服と一緒で、たくさんの編み物本と出会っても、自分の肌に馴染んでいるのは案外数冊だったりするのかも...とか思いながら...。
今夜は、2018年お盆の「送り火」完了。空の上の縁ある皆さま、私の右往左往を、また時々見て笑っててくださいね☆←見ちゃおれん。。。とかね( ´∀` )
お付き合いいただきましてありがとうございました。またね!
五浪丸さま、コメントありがとうございます(^^♪
by 血を見ると倒れる軟弱たりるん
★編み物本との関係を書いていたら、大切な人の話になっていた独り言。↓↓
www.rue-rouelle39.com