【編み物本を編む】~ルーエル通り39番地

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サルコーマの手術から1年後【2016年7月・入院 手術の記録】& 元ミス日本・吉野ゆりえさんが最後に書いた「七夕の願い事」

2度目の手術が決まって

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サルコーマの最初の手術をしてから、1年後、またお腹が大きくなっていきました。

「おそらく良性だろうけれど、前回の肉腫のことがあるし、大きくなるスピードが速いということは不安な要素でもあるので...」ということで、子宮などの摘出手術の予定が決まりました。

サルコーマを宣告された時ほどの衝撃はなかったのですが、入院のためのパジャマを買って帰り道、「またか~」と泣きながら坂道を登り...。

この、心が揺れ動いている時間こそが、宝物になる時間だから...と言い聞かせて、強いふりをして、受け止めている自分がいました。


手術当日

2016年の七夕さまの前日の朝。W大学病院。

手術室に入る前に、身近な人が「何度でも復活しようね」って言って、肩を叩いて送ってくれました。

今回は、親にも話せていました。


手術後・入院中

かなりの出血があったようですが、気がついた時には、元の病室のベッドにいて、「暑い暑い、寒い寒い」と繰り返していました。そして、今回も麻酔薬のフェンタニルが合わず、何度も吐きました。

全身麻酔の手術を受けて、水が飲めるまで、吐き気の時期、腸が動くようになるまで、絶食の期間の数日は、2度目もやっぱりつらいです。むしろ、吐いた回数は多くて、きつかったです。

最初のサルコーマの手術は、すべてが初めての体験なので、次に起こることの予測がつかない分、時間が緊張感とともに流れていきました。どうなるかわからない、症例が少ないサルコーマという病気のために、「生きられるのかな、生きたい」という不安要素が強かった分、過ぎていく時間と命に対する想いで、時間が濃かった気がします。

今回は「おそらく悪性ではないでしょう」と言っていただいてたことと、入院~手術~入院中~退院の流れがだいたいわかっているせいか、当時、それなりに悲しかったし、術後の身体もつらかったと思うけれど、表現が難しいのですが、入院中は、静かに過ぎて行きました。

静かに、と記憶しているのは、いろんなことを考えたくなかったからかも知れません。

今回の手術が無事に終わっても、サルコーマが回避出来たわけではなく...。

自分の心にしか、向き合えなかったのかも知れません。病室でも、ひとり静かに、本を読んだり、編んだり、ミスチルを聴いたりして過ごしていました。


退院後

術後の検査結果の診断名は、「平滑筋腫」でした。

ひとつ心配の箇所が減って、ほっとしつつも、サルコーマ(後腹膜肉腫)再発の不安は残ったまま。婦人科のK先生が、「先のことは考えないで、その時その時を笑って過ごしていくようにしよう」って優しく励ましてくださいました。

7月中旬の退院後は、真夏でしたが涼しい時間を見計らって、術後の痛みがあっても近所を歩くことだけは頑張りました。外科のO先生に教えていただいた「歩くことで、臓器はその人にとって一番良い場所に落ち着く」という教え(過去記事)は、ずっと、あの頃も、今も、大切に守っています。


吉野ゆりえさんの七夕の願い事

手術して2、3日後、スマホが見られるように回復し、入院中のベッドで、いつものように「吉野ゆりえさんのブログ」を開きます。

ameblo.jp

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※引用:吉野ゆりえさんのブログより

「すべてのがん患者さんが、納得して、最善の治療を受け、自分らしい人生を全うできますように」。

2016年7月7日。七夕さま。

たぶん、すごくおつらい状況なのに、みんなへの願い事を、書いてくださっています (...文字が書いてある最後のブログでになりました)。

短冊に書かれていた言葉を読んで、はっとしました。

私は、最後を迎える時、みんなのことまで願える人になれているだろうか? 


ゆりえさん、ありがとう♡

サルコーマが「忘れられたがん」ではなくなる日が来るように、見守っていてくださいね☆


サルコーマは治るのが当たり前になる日が来ますように☆f:id:rue_rouelle39:20180704213145j:plain


★元ミス日本・吉野ゆりえさんのプロフィール↓↓ 後腹膜平滑筋肉腫で19度の手術を克服されました。
ameblo.jp


★私のサルコーマ(後腹膜 脂肪肉腫)の経過記録です。どなたかの参考になれば...。↓↓
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